伊藤ゆりあ プロフィール
ドイツ・デュッセルドルフにて母・ピアニストと父・調律師の間に生まれ、母の手ほどきのもとピアノを始める。3歳で日本へ帰国後、ドイツ留学に至るまで須田陽子、楠山裕子、村手静子、奈良康祐の各氏に師事。ドイツ・ミュンヘン国立音楽大学ピアノ科卒業。同大学院ピアノ科マイスタークラス在籍後、ドイツ国家演奏家資格試験に合格・卒業。いずれもギッティ・ピルナー教授に師事。その他、第6回・第7回「ロシアンピアノスクールin東京」にてセルゲイ・ドレンスキー、パーヴェル・ネルセシアン、アンドレイ・ピサレフ各氏に、又ドイツでの講習会にてアンドラーシュ・シフ、ミシェル・ベロフ各氏に師事。現在ミュンヘン在住、ピアニストとしてソロから室内楽までドイツ国内各地を始め、ヨーロッパ諸国フランス・イタリア他、幅広く活動中。
これまでに第23回「町田市ピアノコンクール」第1位、第17回「かながわ音楽コンクール」高校生の部・最優秀賞受賞。第25回・同コンクールシニア部門第2位受賞。「横浜開港芸術150周年記念コンクール」優秀賞受賞。第33回「ピティナ・ピアノコンペティション」特級セミファイナリスト。また、第15回おきでんシュガーホール新人演奏会に出演ほか、東急田園都市線たまプラーザ・ケーブルテレビiTSCOM主催の演奏会出演。他、横浜、茅ヶ崎、東京の各地でリサイタルを開催。
ヨーロッパではミュンヘン国立音楽大学・学内コンクールにて第3位入賞。第1回ドイツ・カッセル「ライオンズクラブ国際コンクール」にて第1位受賞。併せてベーレンライター特別賞受賞。スペイン・マドリードにて「第29回デリア・シュタインベルグ国際コンクール」デイプロマ受賞。同年ドイツ・インゴルシュタットにて「青少年芸術家コンクール」特別賞受賞。イタリア・「第5回マッサローサ国際コンクール」にてデイプロマ受賞、ドイツ・「第1回ブラウンシュヴァイク・クラシックオープン・国際コンクール」4位入賞。又各国際コンクールを通じてスカウトされ、フランス・パリ近郊ライオンズクラブ主催ピアノソロリサイタルに出演、イタリア・タラントにて演奏会に2度出演、ドイツ・ヴェルニゲローデのリサイタルに3度出演、他ソリストとしてモーツァルトピアノ協奏曲を、ドイツ・クローンベルグ、カッセルにてオーケストラと共演。
現在ミュンヘン在住。ソロから室内楽まで、ドイツ国内各地をはじめフランス・イタリア・ルーマニア他ヨーロッパ諸国などで幅広く活動中。自身の作曲や編曲の才能を生かし、演奏会に取り入れ各地で好評を博している。
日本では2018年に「ピアノ・フレグランス」企画でそろ東京にてリサイタルを開催し、2019年度からは水をテーマに「水の幻想」で日本各地での演奏会に出演している。
ドイツでは、各企画者主催のコンサートシリーズに参加する他、コンサート会場へ足を運べない人々に音楽を届けるエージェント「Live Music Now」に所属し、介護・児童養護・刑事施設などでの数々の演奏会に多々出演。独日協会のアジア文化を広げる為の演奏会や、俳優・作家との共演、美術館・ギャラリー等の開催式、会社イベント行事の演奏会にも出演を重ねている。
2019年7月には独日協会主催のバイエルン州5つの都市ミュンヘン、ドルフェン、アウグスブルグ、レーゲンスブルグ、パッサウで6日間連続、コンサートツアーに参加。主に母子2代の自身作曲・編曲プログラムでの「お箏とピアノとフルートの為のポエム」の企画を実現。
去年から平和プロジェクト・独日韓友好親善コンサートの企画を手がけ、今年の10月27日にミュンヘンにて初演演奏会を実現させる。
現在ソロ活動と共に、近年では韓国のフルーティストとペアを組み「デュオ・ファンタジア」を結成し、独自のテーマで自らコンサートを企画し演奏会を行っている。「レジェンド」、「森の音楽」、「ユーラシア大陸」、「音楽の香り」などドイツを起点とするミュンヘン・スタインウェイハウスやニュンフェンブルグ城を始め、ヘルシング・アマ―湖の音楽祭に出演する他、ベルンリード、ラーヴェンスブルグ、ディリンゲン、ランツベルグ、アルゴイ、ヴュルツブルグ、バッドブルッケナウ、ヴェルニゲローデ他で活躍する一方、アジアでは韓国・日本での演奏活動も広げている。